ライブドアは、日本の企業が韓国のデータセンターを利用できるサービスを「データホテル」ブランドで2011年8月から開始する。災害復旧(ディザスタリカバリ、DR)などの用途を見込む。料金は1ラック(実効4kVA)が月額9万円(税抜)から。さらに今後、国内に構築しているクラウドサービスの環境を韓国にも構築し、日本から利用できるようにする。
ライブドアは2010年に韓国のインターネットサービス最大手NHNの傘下に入っており(関連記事)、今回はNHNの子会社NHNビジネスプラットフォームが韓国内で運営しているデータセンターを、日本から利用できるようにする。このデータセンターはネット検索の「NAVER(ネイバー)」などが利用しているもの。
ライブドアによると、東北地方太平洋沖地震やその後の電力不足などで、 DR対策が課題になっているが、日本ではデータセンターが首都圏に集中し、ほかの地域を探すにしても西日本の供給力は十分とは言えない。一方、韓国のデータセンターは、地震の発生が日本より少なく、日本の電力事情に左右されず、さらに初期投資が少ないなどの利点があるとしている。
本記事は、ニフティのニュースサイト「クラウド・トゥデイ(Cloud Today)」向けに弊社が執筆した記事「ライブドア、国内から韓国のデータセンターを利用できるサービス、災害対策に」の一部です。全文は、クラウド・トゥデイ(Cloud Today)のサイトにてお読みください。