国民の82%は、現実社会と比べてインターネット上のモラルやマナーが「かなり悪い」または「少し悪い」と感じており、サイバー空間における規範意識の低下を認識している。こうした調査結果を警察庁が2011年版の警察白書の中で報告した。
この調査は2011年1月、各都道府県の警察を通じて意識調査を行った。ネット上で「違法・有害情報が氾濫している原因」を尋ねたところ、非常に大きな原因として、55%と最も多くの人が「誰が書き込みしているのか分からないこと」を挙げ、次いで41%が「ネット利用者のモラルやマナーの問題」と答えたという。
警察庁は併せてサイバー犯罪の検挙件数が増え続けていることを挙げ、2010年の件数が6933件と、前年より4%(243件)増えたとしている。同年中のネットワーク利用犯罪の検挙件数も5199件で、前年より31%(1238件)増え、いずれも過去最高となった。
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