KDDIがまとめた2011年4ー6月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益がほぼ横ばいとなった一方、営業利益は前年を上回った。au携帯電話を中心とした移動体通信事業は減益となったが、auひかりなど固定通信事業の損益が改善している。
営業収益は前年同期から横ばいの8649億6400万円、営業利益は同8%増の1400億9500万円。純利益は横ばいの719億4500万円。
移動体通信事業は端末販売台数の増加に伴う収益増はあったものの、単価の低い「シンプルコース」の浸透に伴う音声ARPU(1契約当たりの月間平均収入)が減少し、前年から横ばいの6621億4800万円。一方、端末販売原価の増加で営業費用が増し、営業利益は9%減の1216億9000万円となった。
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