韓国サムスン電子が誇るスマートフォンの旗艦モデル「GALAXY(ギャラクシー)S II」が、2011年7月27日付けで500万台の販売記録を達成した。発売からわずか3カ月弱で、前モデル「GALAXY S」を大きく上回る伸びだ。大規模市場である中国、米国への投入を前に好調な推移と言え、「iPhone(アイフォーン)」の好敵手になる可能性があるとの評判も真実味を増してきた。
GALAXY S IIは2011年4月下旬に市場に登場し、7月時点では韓国、欧州、日本、南米で流通している。販売開始から85日で500万の大台に乗ったが、これは前モデルGALAXY Sに比べ40日速いペース。世界最大の携帯電話市場である中国への投入で、販売台数の伸びはさらに加速すると、サムスンは見込んでいる。
日本では2011年6月からNTTドコモが「GALAXY S II SC-02C」として取り扱っている(関連記事)。この端末は、ディスプレイに改良版の4.3型480×800ドット有機EL、CPUにサムスン製デュアルコアS5PC210(1.2GHz)を搭載し、フルHD動画の撮影、再生機能などを特徴とする。OSはAndroid(アンドロイド)2.3。パソコンメールの受信やSNSの更新取得を自動で行い、アドレス帳と連携して一括管理ができる「SocialHub」などの機能も目を引く。赤外線通信やおサイフケータイなどは利用できないものの、ドコモのスマートフォン購入を検討する利用者にとって無視できない存在だ。
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