日本をはじめ世界中でタブレット端末の普及が本格化し、その利用が急拡大している。国内市場の出荷台数は、2010年度に96万6000台だったが、2011年度はその3倍となる291万5000台に達し、2013年にはさらにその2倍強の602万台になるとの予測だ。従来のスマートフォン向けOSだけでなく、パソコン向けOSを搭載した端末が登場し、利用の裾野が広がる。矢野経済研究所が調査をまとめた。
2010年度に国内市場に登場したタブレット端末は海外メーカーの製品が多数を占めた。モデル数が少なく、新しい形の製品ということもあって、利用者にとって用途は模索段階だった。タブレット端末向けのアプリやコンテンツ配信環境も整備段階で、主に先進的な利用者の購入が主体だった。
しかし2011年度は出荷台数が大幅に伸びる。夏季商戦までは導入モデル数が少なく、一部メーカーの製品に人気が集中するが、年末商戦に向けて通信キャリアのブランドで販売するものや、パソコンメーカーやAV機器メーカーの製品が加わって拡充する。
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