SNS大手「Mobage(モバゲー)」を運営するディー・エヌ・エー(DeNA)は2011年9月に、シンガポールとスウェーデンにそれぞれ現地法人を設立する。前者は東南・南アジアにおけるソーシャルゲーム事業の統括拠点、後者はDeNAグループが世界各国に拡充しているゲーム開発拠点の1つ、という位置づけだ。
シンガポール法人「DeNA Asia Pacific Holdings」は9月1日に設立する。資本金は50万シンガポールドル(約3100万円)。 シンガポールを含む東南アジアと、インドなど南アジアのゲーム開発会社への開発支援を行うほか、これらの企業からのゲーム調達、提携、買収などを進める。また国際展開している「Mobage」のローカライズ(地域向け最適化)を担う。
DeNAはアジアですでに中国法人「上海縦游網絡技術(DeNA China)」、韓国法人「DeNA Seoul」を拠点とし、現地企業との連携を進めているが、今後はシンガポール法人を通じオンラインゲームを中心として中長期的な成長が見込まれる東南・南アジア市場の事業にも力を入れる考えだ。
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