Skype(スカイプ)はモバイル向けサービスの強化を図るため、グループメッセージングの米GroupMe(グループミー)を買収する。現地時間2011年8月21日に両社が最終合意に至ったことを発表した。
GroupMeは2010年に設立された、ニューヨーク市に本拠を置く新興企業。同社の無料グループメッセージングサービスは、位置情報の追加や写真共有といった機能を備え、現在地が近い複数のユーザー同士で手軽にチャットしてリアルタイムで行動プランを相談することができる。米Apple(アップル)のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」をはじめ、米Google(グーグル)の「Android(アンドロイド)」、カナダResearch In Motion(RIM)の「BlackBerry(ブラックベリー)」、米Microsoft(マイクロソフト)の「Windows Phone(ウィンドウズフォン)」を搭載したスマートフォン向けのアプリケーションを提供している。テキストメッセージング機能を持つほかの携帯電話でも利用できる。
Skypeは「豊富な機能を持つテキストベースのコミュニケーション技術を獲得することでサービスを補完し、音声、ビデオ、テキストと複数の形態がそろったマルチプラットフォーム対応のコミュニケーション体験を提供したい」としている。モバイル向けサービス拡充に関しては、同社は今年初めにビデオサービスの米Qikを買収している。
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