米GoogleのモバイルOS「Android」を搭載するスマートフォンのデータ通信量は米Appleの「iPhone」などのほかの端末よりも多く、やがては通信事業者のネットワークを逼迫(ひっぱく)させることになる――。こんな調査結果を英国のネットワーク管理ソフト会社Ariesoが発表した。
同社は2年前に発売された2代目iPhone「3G」を基準に、ここ最近登場したスマートフォンのデータ通信量を比較している。それによると韓国Samsung(サムスン電子)のAndroid端末「Galaxy S」のユーザーのデータアップロード量はiPhone 3Gに比べ約2.3倍多い。また台湾HTCのAndroid端末「Desire」の場合はダウンロードデータ量が約4割多い。iPhoneの最新機種「iPhone 4」もAndroidほどではないものの増えており、こうした状況はここ最近の端末が高機能化してるためだと同社は説明している。
例えばiPhone 3Gのカメラは200万画素、これが3GSでは320万画素、現行のiPhone 4では500万画素となっている。Android端末の高機能期では多くが500万800万画素のカメラを備えており、ハイビジョン画質のビデオ撮影も可能だ。これに加え、昨今はSNSなどのコンテンツ共有サービスが盛んで、ユーザーは写真や動画を頻繁にやりとりしている。こうした状況がデータ通信量の増大につながっている。
本記事は、ニフティのニュースサイト「@niftyビジネス」向けに弊社が執筆した記事「Android携帯のユーザーはデータ通信量が最も多い、通信事業者は対策が必要」の一部です。全文は、@niftyビジネスのサイトにてお読みください。