米Appleは、クラウド上に文書、アプリケーション、音楽、写真などを保存し管理できる無料サービス「iCloud(アイクラウド)」を2011年10月12日に開始する。
iCloudは2011年6月に発表した(関連記事)サービスで、5GBまで無料で使えるオンラインストレージ機能を備え、以降は有料で容量を拡大(関連記事)できる。パソコンのほかiPhone(アイフォーン)、iPad(アイパッド)などで利用可能。複数の端末を所有している場合、それらのデータを同期して最新の状態に保てる。
音楽配信サービスで購入した楽曲をクラウド上に保存し、各端末で聴ける「iTunes in the Cloud」、撮影した写真を30日間保存し、各端末に配信する「Photo Stream」、オフィスソフト「iWork」で作成した資料、文書などを保存、同期する「Documents in the Cloud」、端末データのバックアップを行う「iCloud Backup」が使える。さらに各端末の連絡先、カレンダー、メールを一元管理する機能も備える。アプリケーション配信の「App Store」や電子書籍配信の「iBookstore」での購入履歴を一覧し、各端末にダウンロードできる機能も用意する。
本記事は、ニフティのニュースサイト「クラウド・トゥデイ(Cloud Today)」向けに弊社が執筆した記事「Apple、無償のクラウドサービス「iCloud」は10月12日提供開始」の一部です。全文は、クラウド・トゥデイ(Cloud Today)のサイトにてお読みください。