米Google(グーグル)は、震災被災者などの安否確認サービス「パーソンファインダー」について、日本版を2011年10月いっぱいで終了する。東北地方太平洋沖地震の発生直後から8カ月近くにわたって運営してきた。一方、トルコ東部での地震発生を受けて、今度はトルコ版を立ち上げ、新たな被災者支援に取り組み始めている。
パーソンファインダーは誰でも尋ね人の情報や、自分の安否などを登録し、検索、共有できるサービス。Googleは2011年3月11日の震災当日に日本版を開設(関連記事)。その後はNHKなど放送局の安否情報と統合(関連記事)するなど、離ればなれになった家族や友人が互いの無事を確認できるよう相次ぎ機能を拡充し、震災から1カ月後には復興関連サイトとして最も関心を集める(関連記事)までになった。
Googleによると、2011年4月下旬には67万件を超す情報が集まったという。同サービスの終了は、震災に対するさまざまなインターネット上の取り組みにとって、一つの節目と言える。なお同社は今後も「デジタルアーカイブプロジェクト」(関連記事)や「東日本ビジネス支援サイト」「未来へのキオク」といったサービスを通じて被災地の復興を支援するとしている。
本記事は、ニフティのニュースサイト「デジタル・トゥディ(Digital Today)」向けに弊社が執筆した記事「Google、安否確認サービス「パーソンファインダー」日本で終了、今度はトルコで開始」の一部です。全文は、デジタル・トゥディ(Digital Today)のサイトにてお読みください。