ソフトバンクがまとめた2011年4—9月期の連結業績は純利益が前年同期に比べ2.8倍の2172億円と、3期連続で過去最高を更新。4—9月期として携帯電話で競合するKDDIの純利益(1401億円)を初めて追い抜いた。米Apple(アップル)のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」人気が引き続き追い風となったほか、米Yahoo!(ヤフー)株の売却などで約1027億円の特別利益を計上したことが寄与した。
ソフトバンクの売上高は前年同期比4.8%増の1兆5356億円。携帯電話の契約数が順調に増加した。また営業利益は18.3%増の3732億円で、6期連続で過去最高を記録している。
主力の携帯電話に関する移動体通信事業を見ると、2011年4—9月に新規契約から解約を差し引いた純増数は148万件余りだ。iPhoneやAndroid(アンドロイド)端末などスマートフォン販売が増えたほか、みまもりケータイやデータ通信端末も好調。累計契約数は2689万8400件で、累計契約数のシェアは、21.8%と前年同期の20.3%からじわりと拡大している。事業別の売上高は前年同期比8.6%増の1兆209億円、営業利益は20.7%増の2500億円だった。
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