サイボウズは、タイの洪水で被災した日系企業などを対象に、多言語対応のSaaS型グループウエア「Cybozu Benko System」を現地時間の2011年12月31日まで無償提供する。この期間は被害の状況によって延長する方針で、個別相談に応じる。サイボウズのほかタイの協力会社Material Automation(MAT)が窓口になる。
タイに拠点を置く日系企業の一部はバンコクや日本に事務所を移したり避難したりして、社員同士が遠隔地に離れて連絡がとりにくくなっており、互いの安全確認や今後の事業継続に向けての話し合いの場としてCybozu Benko Systemが役立つと見ている。
自社サーバーの構築、管理の手間がなく利用を始められ、スケジュール共有、メッセージ、掲示板、ファイル共有、稟議・決裁(ワークフロー)といった機能が使える。各機能は日本語、英語、中国語の3カ国語に対応する。サイボウズは2007年6月に同サービスを開始し、これまでアジアを中心に日系企業約200社に導入実績を持つ。
本記事は、ニフティのニュースサイト「クラウド・トゥデイ(Cloud Today)」向けに弊社が執筆した記事「サイボウズ、タイ洪水で被災の日系企業を支援、多言語グループウエアを年内無償提供」の一部です。全文は、クラウド・トゥデイ(Cloud Today)のサイトにてお読みください。