2011年に入りインターネットバンキングのID、パスワードなどを盗み、口座に不正アクセスして、他人の口座に送金する犯罪が多発しているとして、警察庁が注意を呼びかけている。3月以降、11月24日までで被害総額は約3億円。不正プログラムを駆使したものが際立って多い。
警察庁が把握している被害は2011年だけで35都道府県、56の金融機関、160口座、このうち未遂は40口座。不正プログラムによる犯行が54の金融機関、136口座、総額約2億8200万円とほとんどを占めている。
これはウイルスなどの形でネットバンキング利用者のパソコンに不正プログラムを送り込み、本人の知らないあいだにID、パスワードを盗み取るという手口。その後口座に不正アクセスし、他の口座へ送金してしまう。さらに不正アクセスを行う際は第三者のパソコンを乗っ取って利用し「踏み台」にしている場合がある。
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