2011年の携帯電話市場は、全世界の出荷台数が14億9206万台となる見通しで、前年に比べ8%増える。このうちスマートフォンは出荷台数が4億7465万台と、前年の1.7倍になり、市場全体の3割強を占める——。こうした調査結果を矢野経済研究所がまとめた。
携帯電話の世界市場を地域別に見ると、アジアは中国、インドがすでに第3世代(3G)携帯電話を導入し、市場は新段階に移行中。パキスタン、インドネシア、フィリピン、タイ、バングラデシュ、ベトナム市場も活況を呈している。
中南米はブラジル、メキシコ、アルゼンチンに加え、チリ、ベネズエラでも加入者が大幅増。中近東はサウジアラビアなど産油国やトルコ、イランで高い普及率が見られる。エジプトをはじめ北アフリカ諸国やケニア、ナイジェリアでも市場は広がっている。
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