スマートフォンやタブレット端末から閲覧できる電子新聞や電子雑誌のアプリケーションで、利用者の情報を無断で収集する機能が相次いで見つかり、問題になっている。ソフトバンク子会社の発行する「ビューン」や、産業経済新聞社子会社の「産経新聞iPhone(アイフォーン)版」が、それぞれ対応に追われている。
ビューンはiPhoneやiPad(アイパッド)、Android(アンドロイド)端末に対応し、新聞や雑誌の電子版を定額料金で購読できる。しかし今回、女性向けの「ビューンfor Woman」も含め、利用者の閲覧履歴や端末の識別情報を無断で収集し、サーバーに送信していることが分かった。
ビューンの説明によると、同サービスは掲載している雑誌や新聞、さらにそれぞれのページのどれに人気があるかを細かく把握し、閲覧数に応じて新聞社、出版社などに売上金を分配している。また初めて利用する人には30日間無料という特典も用意している。売上金分配のために閲覧履歴を、特典適用の有無を確認するために端末識別情報を収集する必要があるが、ほかの目的には一切使っていないという。
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