米Microsoft(MS)の次期OS「Windows 8」の新情報が明らかになった。タブレット端末やスマートフォンなど向けの「ARM」型CPU対応版が、パソコンなどに向けた「x86」「x64」型CPU対応版と同時に登場する見通しだ。
MSはARM版を「Windows on ARM(WOA)」と呼び、パソコンメーカーなどとWOA搭載機の開発に取り組んでいる。これらの新端末は、米Google(グーグル)のAndroid(アンドロイド)を搭載したスマートフォンやタブレットと同じく、米NVIDIA、米Qualcomm、米Texas Instruments(TI)製のARM型CPUを採用する。WOA搭載機は、x86/x64版Windows 8を搭載したパソコンと同時に出荷される見通し。
WOAはx86/x64版と同じ方法でサインイン、起動し、アプリケーションを使える。またMSのアプリ配信サービス「Windows Store」も利用できる。タイル風の操作画面「Metro(メトロ)」に対応したアプリが利用でき、電子メールやカレンダー、写真、ストレージ関連アプリを簡単に使える。またWebブラウザ「Internet Explorer(IE)10」においてHTML5形式のWebサイトなどの表示をCPU以外の装置で高速処理するハードウエアアクセラレーションに対応する。これに加え次期オフィスソフト「Office 15(開発コード名)」を構成するWord、Excel、PowerPoint、OneNoteの各アプリも搭載する。
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