米Microsoft(MS)は、iPhoneなど米AppleのiOS端末向けサービスを拡充している。無料のパノラマ写真撮影用アプリケーション「Photosynth(フォトシンス)」を更新し、日本を含む各国で公開した。英語版で、対応OSはiOS 4.2以降。対応端末は、iPhone 4S/4/3GS、iPad 2、第4世代iPod touch。
米国で2011年に公開となったアプリで、すでにダウンロード数は600万件以上に達している。MSの研究組織Microsoft Researchが開発した技術を採用し、iPhoneなどを持ってその場で向きを変えながら周囲を撮影すると、各写真のつなぎ目を自動認識して合成し、立体感のあるパノラマ写真を作れる。左右に回ったり、iPhoneを徐々に上へ向けたり、あるいは下に降ろしたりして、いわば球状に視界すべてをパノラマに収めることが可能だ。
カメラや三脚の設置、パソコン上でのソフトウエアを使った編集など、本格的なパノラマ写真に必要な煩雑な作業を省き、手軽に利用できるのが最大の特徴と言える。
本記事は、ニフティのニュースサイト「デジタル・トゥディ(Digital Today)」向けに弊社が執筆した記事「MS、またiPhone向けサービス強化、手軽にパノラマ写真が撮れるPhotosynthを日本で公開」の一部です。全文は、デジタル・トゥディ(Digital Today)のサイトにてお読みください。