総務省によると、国内ブロードバンドサービスのダウンロード通信量は増加を続けており、2011年11月には前年に比べ1.2倍に膨らみ、約1.7T(テラ)bpsに達した。この数値は半年前に比べても1.1倍だ。一方でアップロード通信量はその半分以下となる669G(ギガ)bpsで、前年に比べ1割減、半年前に比べても4%減っている。背景にはファイル共有ソフト利用の減少があると、同省は分析している。
総務省は国内インターネット接続サービス(ISP)6社などと協力し、毎年5月と11月の国内ブロードバンドサービスの通信量を推計している。2009年11月は前年に比べ1.3倍の1.2Tbps、2010年5月は同1.1倍の1.24Tbps、2010年11月は同1.1倍の1.36Tbps、2011年5月は同1.2倍の1.5Tbps。2011年に入って伸び率は拡大傾向にある。
一方で、アップロード通信量は2009年11月に最大となる835Gbpsまで増えた後、減少が続き、2011年11月時点では669Gbpsまで低下している。
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