JR東日本は、山手線と中央線の駅構内に複数の公衆無線LANサービスを提供できる設備を導入した。NTTドコモ、ソフトバンクモバイル、KDDI(au)の携帯電話キャリア大手3社と、ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)のサービスが利用可能になる。ジェイアール東日本メカトロニクスが機器を設置した。
JR東日本の一部駅構内では、すでにソフトバンクテレコムの「BBモバイルポイント」が使えるが、これに加え2012年3月30日から利用可能になるのはドコモの「docomo Wi-Fi」、ソフトバンクモバイルの「ソフトバンク Wi-Fi スポット」、Wi2の「Wi2 300」。4月16日からはauの「au Wi-Fi SPOT」も利用可能になる。
導入先は山手線全駅と中央線御茶ノ水―千駄ケ谷間の合計36駅119カ所。サービスエリアは駅構内のコンコースやホーム。「NEWDAYS」「KIOSK」といった小売店、それに飲食店、ホーム上の飲料自動販売機などで利用できる。無線LAN設備のインターネット接続用回線には、WiMAXを利用している。なお、無線LAN設備は、駅の改良工事などで設置個所の移転や電波の一時停止が発生するため、サービス各社のWebサイトなどで事前に確認するよう、JR東日本では勧めている。
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