Webブラウザーで正しいURLを入力しても悪質なサイトに接続してしまう。こんなウイルス「DNS Changer」について、セキュリティソフト大手カスペルスキーが注意喚起し、対策ツールを公開した。
同社によると、このウイルスは世界中で感染したパソコンがまだ数十万台も稼働しており、感染が広がっている。感染した場合、インターネットの情報のありかを探すドメインネームサービス(DNS)の問い合わせ先が、不正なDNSサーバーに変更され、ブラウザーで正しいURLを入力しても全く異なるサイトに誘導される恐れがある。
すでに米国の連邦捜査局(FBI)が不正なDNSサーバーを取り除き、代わりに正常に稼働するDNSサーバーを設置したため、大きな混乱は発生していない。しかし、このDNSサーバーは7月以降も稼働し続けるかどうかは分からないという。FBIはもともと3月初旬にこのサーバーを停止する考えだったが、利用者が対策を取るまでの猶予期間として予定を延期していた。
本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「正しいURLから悪質サイトへつながる「DNS Changer」ウイルスに注意喚起」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。