地図情報サービスとして高い人気を誇る「Googleマップ」の代替として、オープンソースの「OpenStreetMap(オープンストリートマップ)」がにわかに注目を集めている。米国でFoursquareやAppleが採用したほか、日本でもヤフーが導入した。
オープンストリートマップは、オンライン百科事典「Wikipedia(ウィキペディア)」のように共同の編集機能を備えており、誰でも自由に情報を追加し、世界地図の作成に参加できる。「地図版ウィキペディア」とも呼ばれる。オープンストリートマップのシステム基盤を運営する非営利法人の米OpenStreetMap Foundationや日本法人オープンストリートマップ・ファウンデーション・ジャパンによると、2012年3月時点で合計55万人の編集者が日々最新の情報に更新しているという。
ヤフーは2011年3月に、保有する地図情報をオープンストリートマップに提供すると表明し、これを受け日本の編集者が1年かけて地図情報の変換と更新作業を進めてきた。今回その成果をヤフーの地図情報サービス「Yahoo!ロコ」に導入し、既存の地図情報と自由に切り替えて表示できるようにした。

本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「Googleマップ不要に? 「地図版ウィキペディア」急浮上、ヤフー、アップル次々採用」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。