米AppleのMacintosh(Mac)パソコンに感染を広げた「Flashback」ウイルスがしぶとく残り続けている。セキュリティソフト大手の米Symantec(シマンテック)によると、2012年4月18日時点で14万台がなお感染した状態で、Appleをはじめ各社の駆除活動にもかかわらず当初の予測より減少が鈍い。
Flashbackは、米Oracleの「Java」の脆弱(ぜいじゃく)性を突き、そのセキュリティ更新を済ませていないMacを標的にする。米Adobe Systemsの「Flash Player」の更新を装っており、利用者が偽のWebサイトを閲覧すると感染する。感染したパソコンは、犯罪者が悪用する「ボットネット」の一部になる。
Appleやセキュリティソフト大手が相次ぎ駆除ツールを公開したため、シマンテックの当初の予測ではすでに感染数は劇的に減少しているはずだった。
本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「なお14万台のMacが感染中、しぶとい「Flashback」ウイルス」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。