米国の家庭向け市場ではすでにタブレット端末の出荷台数がノートパソコンを上回っている。米AppleのiPadがヒットしたことや電子書籍市場が確立していることが背景にある。世界全体でもタブレットはすでに小型ノートパソコンをしのいでいる。こんな調査結果をIT専門調査会社IDC Japanがまとめた。今後の日本市場もこうした流れになる可能性がある。
IDCがタブレット端末、スマートフォン、パソコンなどについて市場調査をまとめた。家庭市場におけるタブレット端末の出荷台数は、世界の各地域で1年前の2011年4―6月期に13型未満の「ネットブック」と呼ばれるノートパソコンの出荷台数を上回っており、さらに米国では同期間に13型以上のノートパソコンの出荷台数も上回っている。
米国で2011年4―6月期に「iPad 2」が発売された影響がある。また10―12月には米Amazon.comが安価なAndroidタブレット「Kindle Fire(キンドルファイア)」を発売し、同市場をさらに活性化している。さらに米国では電子書籍の市場がすでに確立していることや、Appleの強力な宣伝が効果を上げているという。
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