米Googleが検索エンジンを刷新し、検索結果画面で、さまざまな情報をオンライン百科事典「Wikipedia」のように整理して表示する新機能「Knowledge Graph(ナレッジグラフ)」を導入した。必要な情報を素早く絞り込めるほか、著名人の名前などを調べると生年月日や功績などを分かりやすく一覧できる。まずは米国で英語版を使っている人が順次利用できるようになる。
例えば「taj mahal(タージマハル)」というキーワードを入力した場合、利用者が探している情報は、世界遺産になっているインドの霊廟(れいびょう)だけでなく、グラミー賞を獲得した米国のミュージシャン、米国ニュージャージー州のカジノ、あるいは単に近所のインド料理店などが考えられる。Knowledge Graphでは検索結果画面の右側にこれらの候補を表示して、対象を絞り込めるようにする。ちょうどWikipediaの「曖昧さ回避」のような仕組みと言える。
またキーワードによっては関連するさまざまな情報を整理した形で一覧できる。例えば「Marie Curie(キュリー夫人)」と入力すると、検索結果画面の右側で生年月日や命日、学歴、功績、さらに配偶者や子供の名前などの情報が見られる。Wikipediaなどをわざわざ開かなくても概要が把握できるというわけだ。
本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「Google検索結果がまるでウィキペディアに? より整理した情報を表示する「Knowledge Graph」」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。