感染するとインターネットが利用できなくなる恐れがあるマルウエア(悪意あるソフトウエア)「DNA Changer」の対策を、米Googleが開始した。DNS Changerに感染しているパソコンからGoogleで検索すると、結果画面に警告が現れる。
DNS Changerは世界中で35万台のパソコンが感染しており、国内でも相当数に上ると見られる。感染した場合、インターネットの情報のありかを探すドメインネームシステム(DNS)の問い合わせ先が不正なサーバーに変更され、当初は正しいURLを入力しても異なるWebサイトに誘導される恐れがあった。
すでに米国の連邦捜査局(FBI)が不正なサーバーを取り除き、正常に稼働するサーバーを設置したため大きな混乱は起きていないが、このサーバーは2012年7月9日に運用が終了する見込み。それ以降DNS Changerに感染しているパソコンは、Webサイトの閲覧やメールの送信などができなくなる恐れがある。
本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「ネットが使えなくなる「DNS Changer」ウイルス、Googleも検索結果で警告を開始」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。