気象情報会社のウェザーニューズは、2012年6月6日に起きる「金星の太陽面通過」を、テレビやインターネット上で常時配信している番組「SOLiVE24」で生中継する。番組では、観測に適すと予想した全国3カ所から撮影する予定。スマートフォン向けアプリケーションや携帯電話向けWebサイトの利用者から寄せられた写真、コメントも紹介する。
金星が黒い点となって太陽を横切るこの現象は、金環日食に次ぐ天体ショーとして話題を集めている。次回日本で観測できるのは105年後という珍しい出来事だが、ウェザーニューズによると当日西日本は晴れて観測しやすいものの梅雨前線の影響を受ける東日本では太平洋側ほど雲が厚く雨になる。東海地方ではだんだんと天気が回復するが、関東地方では昼過ぎまでは雨が降りやすく、観測は難しい。北日本は寒気の影響で雲が出やすく、雲の間からの観測となる。
東京で、金星が太陽を横切り始めるのは7時11分、金星が最も深く入り込むのは10時30分、通過終了は13時47分。観測する際は、目を痛めないよう金環日食などで使った観測グラスを使うべきという。
本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「「金星の太陽面通過」曇りで見えない人も大丈夫! ウェザーニューズなどがネット生中継」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。