楽天のカナダ子会社Koboが国内展開を始めた電子書籍サービスと専用端末に批判が集まっている。サービスの不具合などへの不満が出ているほか、当初3万作品としていた日本語書籍の品ぞろえも不足し、Twitterに開設した公式アカウント「@Rakuten_Kobo」も利用者への謝罪に追われている。
Koboは2012年7月に電子書籍専用端末「kobo Touch」を発売し、電子書籍配信サービス「koboイーブックストア」(関連記事)を開始した。初期にパソコン向けアプリケーション「Kobo Desktop」をダウンロードした利用者が、kobo Touchをアクティベーション(有効化)できない問題が起きた。またkobo Touchに標準搭載した試し読み作品が不完全だったり、一部のWindowsパソコンでユーザー名に全角文字を使っていた場合Kobo Desktopを入れられなかったりした。
これに加え日本語書籍3万作品を用意するとしていたが、無料の「青空文庫」収録作品を中心に2万作品しかそろわなかった点も批判を浴びた。楽天の担当者がニュースサイトの取材に7月中には3万作品を達成すると述べたが結局かなわず、8月に入ってTwitterの公式アカウントであらためて謝罪する事態となった。
本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「楽天「Kobo」に批判多数、「7月中に3万作品」達成できず」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。