ミニブログ「Twitter」の新方針を受け、外部の企業や個人が開発したクライアントアプリケーションが相次ぎ開発終了や公開中止を決めている。日本発の「P3:PeraPeraPrv」や、米国の「Tweetbot for Mac」だ。今後、気に入ったクライアントからTwitterを使いたいという利用者にとって、選択肢が狭まることになりそうだ。
Twitterは、その機能を外部のアプリケーションから利用するためのAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)に大幅な制限(関連記事)をかける方針。自動システム(bot)アプリがAPIを頻繁に利用していることなどへの対策としているが、Twitterを多様な操作性、使い勝手で利用できる各種クライアントアプリへの締め付けが厳しい。
このAPIをめぐる新方針を受け、日本の個人開発によるクライアント「P3:PeraPeraPrv」が開発終了を決めた。Windows、Mac OS X、Linuxなど多数のOSから利用でき、初公開は2007年という古手。開発者はブログ上でTwitterが外部のクライアントを切り捨てる動きをしていると批判し、Twitterに以前のような愛情を感じられなくなったとして開発終了の考えを明らかにした。ただし今後のTwitterの方針変更によっては開発再開もあり得るとしている。なお、現行版は引き続きダウンロードできる。
本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「Twitterクライアント冬の時代か、APIめぐる新方針で開発終了や公開中止が相次ぐ」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。