米Intel(インテル)は、タブレット向けの新デュアルコアCPU「Atom Z2760」を発表した。従来「Clover Trail(クローバートレイル)」というコードネームで開発していたシリーズの第1弾。富士通など国内外の大手メーカーが採用し、英ARM規格の製品に遅れをとるモバイル市場での巻き返しを図ると見られる。
デュアルコア、4スレッドのCPUで、動作周波数帯は1.80GHz。米Microsoftの最新OS「Windows 8」の新機能に合わせた設計で、タブレットと、コンバーティブル型(タブレット/ノートパソコン両用)端末への搭載を見込んでいる。明らかになっている採用企業は富士通をはじめ台湾Acer、ASUSTeK Computer、米Dell、Hewlett-Packard、中国Lenovo、ZTE、韓国LG Electronics、Samsungだ。
インテル製CPUを搭載したタブレットとしては最薄、最軽量の製品を開発できるという。例えば10型のWindows 8タブレットで厚さ8.5mm、重さ約680gが可能。Atomの特徴である省電力性を引き継ぎ、インターネットに接続した待機状態で、バッテリー稼働時間は最大3週間以上。HD動画を再生しながら10時間以上稼働する。
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