2012年10月の転職求人倍率は1.35倍で、前月から0.04ポイント低下したが、2008年秋のリーマンショック前の水準を維持した。IT/通信が堅調。また求人数は前月比3%増で2008年5月以来最多となり、リーマンショック以前の水準まで回復している。転職希望者数も前月比6%増と、採用企業、転職希望者ともに積極的に活動した月だった。こんな調査結果をインテリジェンスがまとめた。
この求人倍率は転職支援サービス「DODA」に登録している転職希望者1人に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値。インテリジェンスによると、景気減速傾向を受けて、自動車メーカーや電機メーカーなど一部の企業では、採用に対して慎重な姿勢をとり始めている。
一方で国内外の市場開拓に積極的なコンビニエンスストアやアパレル系の小売業、消費税の引き上げを見込んだ不動産の駆け込み需要に対応する大手のゼネコンや不動産会社は、営業職や販売・サービス職を100人規模で採用している。
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