2012年12月の転職求人倍率は1.56倍で、前月の1.46倍からさらに上昇し、2カ月連続で過去最高を更新した。転職希望者数は大きく減少したが、求人数はほぼ横ばいを維持していることが背景にある。こんな調査結果をインテリジェンスがまとめた。
この求人倍率は転職支援サービス「DODA」に登録している転職希望者1人に対し、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値。2008年1月から毎月調査している。インテリジェンスによると、12月は転職者の活動が鈍化する傾向にあるが、さらに今回は先行きの不透明感から現職に残ろうと考える人が増えたことなどが影響し、転職希望者数が前月比マイナス6%と大きく減少した。
一方、求人数は前月比プラス1%。企業の採用活動については一部で縮小の動きが見られるが、中長期的な事業展開を見据えて採用を継続する企業もあり、全体の求人数は高止まりの傾向が続いている。
本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「[データ] 転職求人倍率、過去最高を更新、求人数が高止まり」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。