米Appleは電子書籍配信サービス「iBookstore」で日本語有料書籍の取り扱いを開始した。講談社、角川書店、文藝春秋、学研、幻冬舎など大手出版社の作品を取り扱う。専用アプリケーション「iBooks」の最新版を使うことで、iPad、iPhone、iPod touchから書籍の検索、購入、閲覧が可能だ。対応OSはiOS 5.0以降。
iBookstoreは2010年の初代iPad発売とともに開始したサービスで、米国をはじめ世界51カ国に展開しているが、日本からはアクセスできても日本語の書籍が購入できず、無料作品のダウンロードが行えるだけだった。今回は専用アプリiBooksの更新に合わせて日本の出版社複数の有料作品がラインアップにそろい、ようやく国内でも本格利用が可能になった。
他の競合サービスにはない特徴として、iPadに最適化した電子書籍を選べる。例えば村上龍の小説「空港にて」「希望の国のエクソダス」、利用者が操作できるインタラクティブな仕掛けを盛り込んだ「心はあなたのもとに」といった限定作品を入手できる。こうしたiPad向けの仕掛け付き作品は他にも学研などから買える。
本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「Apple、iBookstoreを日本で開始、iPadに特化した仕掛けつき本など配信」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。