[1]マイクロソフト、米新興企業「オープンAI」に10億ドルを投資
米マイクロソフト(Microsoft)は2019年7月22日、人工知能(AI)研究の米新興企業「オープンAI(OpenAI)」に10億ドルを投資することを明らかにした。クラウドサービス「Azure」向けの演算処理技術を共同開発する。言語処理やロボット制御などの特定用途のAIではなく、気候変動やヘルスケア、教育といった広範な分野の課題解決に向けた汎用人工知能の開発を目指す。技術を商用化する際、マイクロソフトが優先的な協業企業になることでも合意した。
[2]アップル、インテルのスマホ用モデム買収を発表
米アップル(Apple)は、米インテル(Intel)のスマートフォン向けモデム事業の大半を買収する。2019年7月25日に明らかにした。買収額は約10億ドル。知的財産や設備を取得するほか、約2200人のインテルの従業員がアップルに移籍する。買収手続きは2019年10~12月期の完了を見込む。合計で約1万7000件の無線通信技術の特許を持つことになる。インテルはパソコンやIoT(Internet of Things)、自動運転といったスマホ以外の分野でモデムの開発を続ける。
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