Center for Copyright Information(CCI)は現地時間2013年2月25日、インターネットユーザーの不正コンテンツ使用を警告する共通システム「Copyright Alert System(CAS)」が導入段階に入ったと発表した。CCIは、米コンテンツ制作業界と米大手ISPの著作権侵害撲滅対策に関する合意に基づいて設立された組織。
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GAFA情報の速報・解説・研究
米アップルは、スマートフォン「iPhone」などの同社製端末で導入を予定していた児童ポルノ対策機能の計画を延期する。米ウォール・ストリート・ジャーナルなどが9月3日に報じた。プライバシー侵害のリスクが生じると擁護団体などが懸念を示していたという。
アップルは声明で、「顧客や権利擁護団体、研究者などの意見を基に、今後数カ月さらに時間をかけて情報収集や改善に取り組むことを決めた」と説明した。具体的な導入時期については明らかにしていない。
児童性的虐待コンテンツを検知
アップルは、子供を性的搾取から守り、「CSAM:Child Sexual Abuse Material」と呼ばれる児童性的虐待コンテンツのまん延を防止する取り組みを進めている。2021年8月には、年内にリリースする基本ソフト(OS)の新版にこの機能を導入するべく米国の一部の利用者を対象に試験を始めたと明らかにしていた。
具体的には、iPhoneなどから写真をアップルのクラウドサービス「iCloud(アイクラウド)」にアップロードする際、当該写真をCSAMの画像データベースと照合して問題のある写真を特定する。システムが一定数を検知すると、アップルの担当者が写真を確認し、利用者のアカウントを停止。全米行方不明/被搾取児童センターであるNCMEC(National Center for
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米アップルが先ごろ発表した、スマートフォン「iPhone」などの同社製機器に導入する児童ポルノ検知機能が物議を醸している。
全米行方不明/被搾取児童センターに報告
子供を性的搾取から守り、「CSAM:Child Sexual Abuse Material」と呼ばれる児童性的虐待コンテンツのまん延を防止する目的で導入するものだが、これがプライバシー侵害や市民への監視強化につながりかねないと、プライバシー擁護団体やテクノロジーの専門家などが懸念を示している。
アップルは2021年8月5日、年後半にリリースする基本ソフト(OS)にこの機能を導入するべく米国の一部の利用者を対象に試験を始めたと明らかにした。
iPhoneなどから写真をアップルのクラウドサービス「iCloud」にアップロードする際、当該写真を児童ポルノに関するデータベースと照合して問題のある写真を特定する。システムが一定数を検知すると、アップルの担当者が写真を確認し、ユーザーのアカウントを停止。全米行方不明/被搾取児童センターであるNCMEC(National Center for
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分類: Yahoo!ニュース 個人 タグ: Apple
7月第4週の金曜日,「米Microsoftが,計画中のiPod対抗製品の存在を認めた」というニュースが報じられて以降,この話題が技術系およびビジネス系のメディアをにぎわしている(関連記事)。
発端は,MSN Entertainment Business部門ジェネラル・マネージャChris Stephenson氏に対するBillboard誌の独占インタビューだった(Billboard誌シニア・ライターAntony Bruno氏の記事)。これについて,まずReutersが報じ,同日中に,Bloomberg NewsやNew York Times,CNN,Forbesといった大手メディアも一斉に取り上げた。これによりニュースは瞬く間に世界中を駆け巡ることになった。
かねてから噂されていたMicrosoftのiPod対抗戦略。これを同社が初めて認めたことに加え,「Zune」という開発コード名や,いくつかの搭載技術が明かされた。またZuneの先行宣伝サイト(写真1)や,Zuneの開発に携わることになったとされるCesar Menendez氏のブログ「Zune Insider
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分類: US NEWSの裏を読む タグ: iPod対抗, Microsoft, Zune, 音楽配信端末
…UnitedLinuxとは,企業向けLinuxディストリビューションの普及を目指す企業連合の名前であり,それによって作られたOSである。ドイツのSuSE Linux AG,米SCO Group(旧社名:Caldera International),ブラジルのConectiva S.A.,米Turbolinux(現在はターボリナックス)の4社が今年の5月31日に結成(関連記事)し,これまで共同で開発を進めてきた。
そして,先週のCOMDEXでその初版となる「UnitedLinux Version 1.0」を発表したのだ(関連記事)。同時にSuSE社とSCO社の2社は,これをベースとしたそれぞれのディストリビューション(「SuSE Enterprise Server 8」と「SCO Linux 4.0」)も発表している(関連記事)。
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分類: US NEWSの裏を読む タグ: Conectiva, Hewlett-Packard(HP), IBM, Linux, Oracle, Red Hat, SAP, SCO Group, SuSE, Turbolinux, UnitedLinux
データやアプリケーションは個々の端末のディスク内ではなく,遠く向こうの雲の上から降りてくる――。そんなコンピューティング環境の世界を表した言葉が,“クラウド・コンピューティング”。Googleをはじめ, Yahoo!, Amazon.com, eBay, Microsoftが,このクラウドを利用してさまざまなサービスを提供している。その分野は,検索エンジン,SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス),メール,電子商取引,企業向けアプリケーション・サービスなどと広範だ。
増え続ける膨大なデータを扱うため,各社は世界各地に巨大データセンターを持ち,それぞれを日々拡張させているのだが,その実体はあまり公表されていない。と言うのも,この手の情報は,企業の発表資料でもあまり触れられることがなく,入手しづらい。とりわけ多くが興味を持つGoogleの場合,IR(投資家向け広報)資料に情報をわずかばかり出している程度だ。
データセンターは重要な戦略事業
いろいろ疑問に思って調べてみたのだが,データセンターの業界誌,Data Center Knowledgeの記事を読んでみて,その疑問が氷解した。記事によると,Googleはデータセンターを重要な戦略事業ととらえ,同社の競争力維持のため,その規模や消費電力といった詳細の公表を控えている。競合企業にこちらの手の内を読まれてしまうからだ。そのため同社は,LLC(合同会社)を介してデータセンター事業を運営するなど,さまざまな施策で機密保持に努めているという。
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分類: US NEWSの裏を読む タグ: Amazon, eBay, EC, Google, Microsoft, SNS(交流サイト), Yahoo!, アプリケーションサービス, クラウド, データセンター, 検索エンジン, 電子メール
…米アップルが、データセンター向けのAI(人工知能)半導体を開発中だと、米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じている。スマートフォン「iPhone」などの同社製端末で提供するAI機能の処理は、端末上で行われるべきだとアップルは考えているが、高度な計算を実行するには不十分だ。同社はAI分野で後れを取るとも指摘されており、独自半導体の開発で巻き返しを図るようだ。
サーバー用AI半導体プロジェクト「ACDC」
事情に詳しい関係者によると、アップルはデータセンターサーバー上でAIソフトウエアを実行するための独自AI半導体を開発している。このプロジェクトは「ACDC(Apple Chips in Data Center)」と呼ばれ、数年前に始まったという。
設計と製造に関しては、半導体ファウンドリー(受託生産)世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)と緊密に連携しているが、現時点では具体的な成果を上げているかどうか分からない。関係者は、アップルのサーバー向け半導体は、AIモデルの訓練ではなく、推論と呼ばれるAIモデルの実行に特化する可能性が高いとも話している。
NVIDIA支配のAI半導体市場、自前への動き
AI向け半導体市場では、米エヌビディア(NVIDIA)が80%のシェアを持ち、先行している。米ニューヨーク・タイムズ(NYT)は先ごろ、米メタがエヌビディアから単価3万ドル(約460万円)とみられる半導体を35万個購入する予定だと報じた。総額105億ドル(約1兆6200億円)になる計算だ。こうしたなか、テクノロジー大手はエヌビディア依存からの脱却を図るべく、独自のAIサーバー半導体を開発したり、その可能性を追求したりしている。
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米Google、米Microsoft、米Apple、米Facebookなど米国IT企業と、米プライバシー擁護団体Center for Democracy and Technology(CDT)をはじめとする市民権擁護団体による連合は現地時間2013年9月30日、米政府の透明性向上を目的とした法案を支持する公開書簡(PDF文書)を米連邦議会の議員に送った。
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分類: ITpro