米Millennial Mediaは米国時間2011年1月13日、米国スマートフォン市場に関する調査結果を発表した。モバイルプラットフォーム別の広告インプレッション(広告表示回数)を分析したところ、2010年12月に初めて米Googleの「Android」が米Appleの「iOS」を上回っていることが分かった。
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「ULCPC」という言葉をご存じだろうか。ITproサイトのキーワード・ページにもこの4月に加わった比較的新しい言葉で,「ultra low-cost personal computer(超低価格パソコン)」のこと。おおむね500ドル以下のパソコンを指しており,具体的には,台湾ASUSTeK Computerの「Eee PC」(写真),台湾First International Computerの米国子会社Everex Systemsの「CloudBook」,米Intelの「Classmate PC」,そして非営利団体One Laptop per Child(OLPC)の「XO」に代表される小型パソコンの新しい総称として定着しはじめた。
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分類: US NEWSの裏を読む タグ: ASUSTeK Computer, Eee PC, ULCPC, ultra low-cost personal computer, 小型パソコン
先ごろ総務省がまとめた統計によると,日本におけるDSL(Digital Subscriber Line)サービスの加入者数はこの5月末で300万人超となった。昨年末時点では150万超だったので,わずか5カ月で倍増したことになる。つまりここ最近の日本ではDSLの加入者数が,なんと1カ月に30万人,1日にして1万人のペースで増え続けているのである。
こうしたことから最近は,「日本の驚くべきDSLの普及ぶりに米国が脅威を感じている」といった報道も見受けられるようになった。しかし筆者はその報道の趣旨とは別に,次のような疑問を抱いてしまった。「米国のDSLって日本のように盛り上がっているわけではないの?」—今回は米国のDSLサービス市場を巡る問題点について考えてみたい。
DSLの導入に先べんをつけた米国である。米国でも当然に大変な勢いで普及が進んでいると思っていた。しかし,いろいろ調べてみるとそれが思いのほかそうでもないことが分かった。最近発表された調査結果では,絶対数としては2002年3月末で488万4827回線と日本よりもずっと高い水準にある(掲載記事)。しかし,今年第一四半期における新規加入者数は約54万人。つまり1カ月に約18万人で,伸び率としては日本を下回っているのだ。
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分類: US NEWSの裏を読む タグ: AT&T, CATV, Digital Subscriber Line, DSL, ILEC, NorthPoint Communications, SBC Communications, Verizon Communications, ケーブルTV, 米連邦通信員会(FCC)
…10 stories of 2005」という興味深い記事が掲載されている(掲載ページ)。今回はこれを読み解くとともに,当IT ProのUS NEWS FLASHや本コラム記事を見ながらこの1年について考えてみたい。
「新ミレニアム最初の10年の中間点」
2005年は,米Oracleによる米Siebel Systemsの買収(関連記事)に代表されるよう,大規模M&Aが相次いだ。通信業界では,米SBC Communicationsが米AT&Tと合併,米Verizon Communicationsと米MCI(関連記事),米Sprintと米Nextel Communicationsの合併(関連記事)など,業界の勢力図が大きく変化した。
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分類: US NEWSの裏を読む タグ: AT&T, eBay, MCI, Nextel Communications, Oracle, SBC Communications, Siebel Systems, Skype Technologies, Sprint, Verizon Communications, 大規模M&A
サイボウズは、独自クラウド基盤「cybozu.com」で運用する「メールサーバー on cybozu.com」の提供を開始した。キャンペーンとして2012年3月末まで、料金を1人当たり月額300円(税別、以下同じ)のところ150円にする。
cybozu.comの販売ページから申し込みができ、管理画面もシングルサインオンでログインして、cybozu.com上で利用するグループウエア「Office」(関連記事)や「Garoon(ガルーン)」(関連記事)の管理と併せてメールアカウントを設定できる。
サーバーの購入やメンテナンスなどの費用がかからず、管理者の人件費などコストも削減しやすい。また有料オプションとなっていることが多い「迷惑メールフィルタ」や「ウィルススキャン」などのセキュリティ機能を標準搭載する。オプションの選定や追加価格の比較などの煩わしさがないという。
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インターネット上の住所にあたるドメイン名を管理する国際機関、アイキャン(ICANN)が6月20日、「.com」といったドメイン名の末尾について、使用できる単語や言語の自由化を決めたと発表した。
キヤノンなど国際ブランド展開で取得へ
これはドメインの中でも一般トップレベルドメイン(gTLD)と呼ばれるもので、現在は「.com」のほか、「.org」「.net」「.edu」「.gov」など合計22種ある。
これを法人に限って原則自由に設定できるようにするというもので、既にキヤノンが「.canon」の取得を目指すと発表しており、日立製作所も「.hitachi」取得の準備を進めている。
これによりキヤノンなど国際的なブランドを展開する企業は、これまでの「canon.com」のようなドメイン名に比べ、ブランドがより直感的に理解、認知され、世界的に統一して利用できるコミュニケーション手段になると期待している。
その一方で、企業にとってはコスト増にもつながり、混乱が生じそうだと英フィナンシャル・タイムズなどの海外メディアは報じている。
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分類: JBPress
米Microsoft(MS)は、オンラインストレージ「Windows Live SkyDrive」の新版を公開した。「HTML5」技術を採用し、特別なプラグインやソフトウエアを利用しなくても、Internet Explorer 9(IE9)など最新のWebブラウザを利用すれば写真のスライドショーなどを簡単に閲覧できるようになった。
従来、場合によって6―9秒かかっていた基本操作を、0.1―0.3秒まで短縮した。こうした機敏な操作性はSkyDriveに保存したフォルダー間を移動したり、フォルダーを開いたり、フォトアルバムを閲覧したときに実感しやすいとしている。さらにWindowsとIE9 のグラフィック機能を生かし「ピン留め」機能ですぐにSkyDrive が利用できるようになった。
また、これまで「skydrive.live.com」「office.live.com」「photos.live.com」など複数の入り口があることで「分かりづらい」「自分のファイルと他人のファイルの区別がつかない」など不満があった点を改善している。保存した写真や文書などのファイルをまとめて一覧し、ほかの利用者と共有しているファイルかどうかも見やすく確認できるようになった。デザインはWindowsの操作画面と似ており、デスクトップ上と同じような感覚で作業できる。
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分類: @niftyビジネス