タブレット端末の世界出荷台数は2013年に前年比で52.5%増え、初めて2億台の大台を突破するなど、それまで高成長を続けてきたが、今年は成長が大幅に鈍化したという。本記事は、日経BP社の総合ITサイト「ITpro」向けに弊社が執筆した記事…
世界スマホ/タブレット市場、2014年はAndroidがさらに拡大、価格下落は必至
英国の市場調査会社Canalysが先ごろ公表した調査リポートによると、今年(2013年)1年間におけるタブレット端末の世界出荷台数は、昨年(2012年)から70.5%増加し、1億9500万台になる見通し。また来年(2014年)には前年比4…
AppleとSamsungの2強体制は終わりの始まりか、スマホとタブレットの世界市場
海外のIT大手の2013年4〜6月期決算がほぼ出そろった。その中で注目されていた米Appleは、主力の「iPhone」の同四半期における販売台数が3124万台となり、アナリスト予想の2600万台を大きく上回った。新製品登場前の販売減速期に…
AmazonがAppleのお膝元でハードウエアの研究開発、長期投資戦略の一環
先週、米Amazon.comが高機能なスマートフォンなど複数のハードウエアを開発していると米Wall Street Journalが伝えた。Amazonのハードウエア開発計画をめぐっては、これまでも幾度となくメディアが報じてきたが、タブレ…
何があったのか? 突如改善したGoogleとFacebookのモバイル広告事業
先ごろ米Googleと米Facebookが2012年10〜12月期の決算を発表した。いずれの決算もモバイル広告が好調に推移しており、両社の成長性に関する懸念が払拭されつつある。両社の決算は一部のアナリストの強気予想には届かず、最高の業績発…
GoogleとMSがハードウエア事業を本格展開、垂直統合化が加速の兆し
米Googleが6月末に技術者会議「Google I/O 2012」で発表したハードウエア事業への本格進出が大きな話題になっている。同社は6月27日、自社ブランドのタブレット端末を発表し、併せて近未来を思わせるメガネ型ネット端末と、ネット…
AndroidとiPhoneが支配するモバイル市場、岐路に立たされるNokiaとRIM
世界でパソコンや携帯電話の出荷台数の伸びが鈍化するなか、スマートフォンやタブレット端末は急成長している。とりわけスマートフォンは、すでに携帯電話の販売台数全体の3分の1以上を占めるまでに普及しており、その勢いは今後も止まりそうにもない。世…
どうなる世界のパソコン市場、タブレットとUltrabookがもたらす影響
「世界のパソコン市場で米Appleの出荷台数がまもなく米Hewlett-Packard(HP)を上回り、業界トップになる」——。先月、こうした市場予測を英国の調査会社Canalysが公表して話題になった。Appleのパソコン「Mac(Ma…
【特別編】激動の2010年「激動の米電子書籍市場 iPadに翻弄されたAmazon」
2010年の米Amazon.comの動きを見ると、この1年で電子書籍市場が大きく変化したことが分かる。電子書籍リーダー端末「Kindle」は前の年の年末商戦で爆発的にヒットし、Amazonの快進撃は続いていた。そんな同社の目の前に突如として現れたのが米Appleの「iPad」。1月にSteve Jobs最高経営責任者(CEO)が同端末を発表して以来Amazonには苦悩の日々が続いた。
【特別編】激動の2010年「『タブレット市場』がついに誕生 iPadの成功でライバルも続々と」
ガジェットなのか新種のパソコンなのか、そのOSや独特のフォームファクターゆえにどの既存製品カテゴリーにも入らないと言われる「iPad」。2010年はこの端末の登場によってタブレット型コンピュータという新市場が誕生した。 […]