米Yahoo!が決算を発表した4月17日,同社株は急落した。同日のYahoo!株価は,場中前日比0.48ドル(1.5%)増と上昇したが,引け後の時間外取引で下がり続けた。成長鈍化を嫌気し,市場は大きく反応した。翌日以降,米eBay,米Google,米Amazon.comも決算を発表し,主要ネット企業がいずれも大幅な増収増益を報告した中で,Yahoo!の不振ぶりが浮き彫りになった。
Googleに相次ぐ失態,「成長鈍化」発言の真意は?
「一体どうしてしまったのか?」—と思わず嘆きたくなるような失態が米Googleに相次いでいる。 同社は3月2日に開催したアナリスト説明会「Annual Google Analyst Day」の後,そこで使 […]
変ぼうする米Adobe,DTPベンダーから電子文書ベンダーへ
米Adobe Systemsの業績が好調だ。10月の終わり,同社は2004会計年度第4四半期の売上高予想を,4億1000万~4億2500万ドルに引き上げた。Adobe社といえば,DTP(Desktop Publishing)という言葉をもたらした企業だが,実は2000年から売上高が停滞していた。業績回復の原動力となったのが,PDFやXMLなどの技術を使った電子文書を企業/政府の情報システムにもたらす製品/サービス「Intelligent Documents事業」である。