ここ最近,Adobe Systemsの動きに興味深いものがあると感じている。それは同社技術のオープン化戦略。とりわけ今,話題となっているのが,Flashの開放だ。Adobeは,Flashファイルのフォーマット(SWF) […]
変ぼうする米Adobe,DTPベンダーから電子文書ベンダーへ
米Adobe Systemsの業績が好調だ。10月の終わり,同社は2004会計年度第4四半期の売上高予想を,4億1000万~4億2500万ドルに引き上げた。Adobe社といえば,DTP(Desktop Publishing)という言葉をもたらした企業だが,実は2000年から売上高が停滞していた。業績回復の原動力となったのが,PDFやXMLなどの技術を使った電子文書を企業/政府の情報システムにもたらす製品/サービス「Intelligent Documents事業」である。