米国の厳しい輸出規制が、中国の技術開発の様相を一変させつつある。8月下旬、中国ネット通販大手アリババ集団が独自の新型AI半導体を開発したことや、中国全体で来年のAIプロセッサー生産量を3倍に増やす計画が相次いで報じられた。これらは、米国製…
エヌビディア、 中国市場で逆風か 当局の環境規制が収益に悪影響及ぼす恐れ 中国当局、テンセントやアリババ、バイトダンスなどIT大手に購入抑制を要請
米半導体大手エヌビディア(NVIDIA)の中国事業が、同国政府の環境規制によって脅かされていると英フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じている。エヌビディアの中国向け主力製品「HGX H20」が中国のエネルギー効率基準を満たしていないため…
アリババなど中国テック大手、制約下もAI投資倍増 NVIDIA製中国向け半導体活用、米国のクラウドも利用
中国のテクノロジー大手がAI(人工知能)分野への投資を拡大していることが明らかになった。米国の半導体輸出規制などの制約下においても、アリババ集団や騰訊控股(テンセント)、百度(バイドゥ)といったIT(情報技術)大手は、大規模言語モデル(L…
トランプ政権、通信分野で中国徹底排除の構え アリババ集団やバイドゥ、テンセントを名指しして批判
米国務省は8月5日、米国内通信分野における中国企業の排除に向けた新たな方針を明らかにした。これは、従来からある「クリーン・ネットワーク計画」と呼ぶ取り組みを拡充するもので、「アプリストア」「クラウドサービス」「アプリ」「通信キャリア」「海…
新型コロナでSNSの利用急増、それでも米Facebookの広告事業に大打撃なワケ
新型コロナウイルスの感染拡大への対応で各国政府は、人と人との間隔を空け、接触機会を減らすよう努める「ソーシャル・ディスタンシング」を指示している。自宅待機や在宅勤務などの措置で外出が制限される中、SNS(交流サイト)の利用が急増していると…
アリババ出資の香港企業、自動運転で他社追い抜く? グーグルのウェイモに対する初の挑戦者
ロイター通信によると、中国のアリババ集団などから出資を受けている自動運転開発会社の「オートX(AutoX)」が、米カリフォルニア州でセイフティードライバーが乗車しない公道試験走行の免許を申請したという。自動運転の試験走行は通常、ソフトウエ…
活況を呈す中国のAIスピーカー市場 出荷台数、米国を抜いて世界トップに
シンガポールに本部を置く市場調査会社カナリスがまとめた最新レポートによると、中国では今年(2019年)1~3月期、AIスピーカー(ディスプレー搭載機も含む)の出荷台数が1060万台となり、1年前の同じ時期の6倍になった。世界全体で見ると、…
中国でアマゾンとグーグルの勢力及ばないAIスピーカー 今年の世界利用台数は2億台、中国市場を中心に急成長中
シンガポールに本部を置く市場調査会社カナリスがまとめた最新レポートによると、今年(2019年)のAIスピーカー(ディスプレー搭載機も含む)の世界利用台数は、昨年の1億1400万台から82.4%増加し、2億790万台となる見通しだ。AIスピ…
中国とインドで窮地に立つ王者アマゾン
米国の市場調査会社eMarketer(eマーケター)によると、中国のeコマース市場はAlibaba Group(阿里巴巴集団)とJD.com(京東商城)による複占が続いている。例えば2018年の売上高シェアはAlibabaが58.2%、J…
アマゾン、中国のシェア わずか1%未満 巨人アリババの牙城を切り崩す策はあるのか?
米アマゾン・ドットコムの中国事業は、同国のeコマース企業と統合する計画を立てており、協議を進めていると、中国の経済誌「財経」が伝えている。その企業とは、カオラ(考拉)。同社はインターネットサービス会社ネットイース(網易)の傘下企業で、輸入…