人工衛星を使ったインターネット通信サービスの実現を目指す米アマゾン・ドット・コムは10月6日、初めての試験衛星を打ち上げた。同社は2024年内のサービス開始を予定しており、地球上のどこでも利用できる高速ブロードバンド接続を大規模に展開した…
FTC、Amazonに対する4件目の訴訟、今度は独禁法違反 出品者への圧力が問題か、アマゾンは反論
米連邦取引委員会(FTC)がついに米アマゾン・ドット・コムの中核事業に切り込んだ。9月26日、FTCと米17州の司法長官らは、アマゾンが反トラスト法(独占禁止法)に違反したとして、米西部ワシントン州連邦地方裁判所に提訴した。FTCはこれま…
Amazon、生成AIで方針転換 新興企業に最大40億ドル マイクロソフトやグーグルに対抗
米アマゾン・ドット・コムは9月25日、生成AI(人工知能)開発の米新興企業、アンソロピック(Anthropic)と戦略提携し、最大40億ドル(約5960億円)を出資すると明らかにした。取引の一環として、アンソロピックはアマゾンが自社開発す…
Amazon、次の大ヒットは何なのか? 模索続く 成功に導いた3本の柱に次ぐ「第4の柱」
米ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、米アマゾン・ドット・コムの幹部らは、彼らが「第4の柱(fourth pillar)」と呼ぶもの、つまり、次の大ヒット事業を何年もの間、模索し続けているという。アマゾンはこれまで、さまざまな業界で…
米取引委、9月中にもAmazon提訴か 独禁法違反で マーケットプレイスの商慣行を問題視
米連邦取引委員会(FTC)が近く米アマゾン・ドット・コムを反トラスト法(独占禁止法)違反で提訴する見通しだと、米ウォール・ストリート・ジャーナルや米ブルームバーグ通信が9月5日に報じた。FTCはこれまでアマゾンを相手取り、消費者保護を目的…
アマゾンが競合ショッピファイと提携する理由 何がウインウイン関係もたらすのか?
米アマゾン・ドット・コムが、電子商取引(EC)プラットフォームのカナダ・ショッピファイ(Shopify)と提携した。競合同士といわれてきた両社にとって異例の展開だと米メディアが報じている。アマゾンは23年8月31日、同社の小売業者向けサー…
グーグル、MSやアマゾン先行のクラウド市場で猛追へ 生成AI拡充、狙いはネット検索依存低減
米グーグルは8月29日、電子メールや文書作成などを組み合わせた企業向けサービス「Google Workspace(グーグル・ワークスペース)」に、生成AI(人工知能)による業務支援機能を追加すると明らかにした。同日に米サンフランシスコ市で…
Amazon、他社向け集荷・配達サービス再開 物流拡大 再びフェデックスやUPSと直接競合へ
米アマゾン・ドット・コムが、他の事業者向け配送サービスを米国で再開したと米ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)初期から中断していたが、業務の正常化に伴い、物流体制に余裕が生まれた。これ…
アマゾンの梱包改革、「段ボールを減らせ」 商品パッケージでそのまま配達、米で拡大中
アマゾンは自社のロゴ入り段ボール箱を使わず、メーカーの商品パッケージのまま顧客宅に届ける取り組みを進めている。米ウォール・ストリート・ジャーナルによると、米国全土で何百万件もの注文が、追加の梱包(こんぽう)なしで顧客の玄関先に届けられてい…
Amazon、自社ブランド大幅削減 貢献低いがリスク高 コストや規制当局との戦いで
米アマゾン・ドット・コムが、数十に上るプライベートブランド(PB)を廃止すると、米ウォール・ストリート・ジャーナルや米CNBCが報じている。売上への貢献度が低い一方で、反トラスト法(独占禁止法)当局からの競争慣行への厳しい監視があり、リス…