米調査会社のIDCはこのほど、世界のスマートフォン出荷台数が2025年に前年比2.3%増の12億6000万台に達するとの予測を発表した。2年連続でプラス成長を実現するとみている。世界スマホ出荷台数は2年間の急激な減少の後、2024年にプラ…
中国スマホメーカーがトランプ対中強硬策に警戒 世界に最新技術披露も「米中対立」の影 新米政権、中国ハイテク企業の成長に暗雲
先ごろスペインで開催されたモバイル関連見本市「MWC 2025」で、中国のスマートフォンメーカーが最新技術を披露して存在感を高めた。しかし、第2次トランプ米政権によって米中間の技術対立が再燃する可能性がある。中国各社は警戒感を強めている…
アマゾン、中国系対抗の格安ECをグローバル展開 2025年後半に欧州で 本拠地の米国では関税免除措置「デミニミス・ルール」見直し
米アマゾン・ドット・コムが、超低価格商品を扱うオンラインストア「Amazon Haul(アマゾン・ホール)」のグローバル展開を目指している。2025年後半には欧州での展開を予定しており、その後はメキシコなどにも拡大するようだ。アマゾンはH…
中国でエヌビディア「H20」の需要急増 トランプ政権、輸出規制強化を検討中 米政府、「AI拡散ルール」の見直し 背景にディープシークの隆盛
中国企業が米エヌビディア(NVIDIA)のAI(人工知能)向け半導体「HGX H20」の発注を大幅に増やしていると英ロイター通信が報じている。中国ディープシーク(DeepSeek、深度求索)の生成AIの需要が急増していることが背景にあるよ…
アップル、中国市場で苦戦 新型iPhone「16e」で巻き返し狙うも課題山積 「ファーウェイの台頭」「AI展開の遅れ」「中国の景気減速」
米アップルは中国市場でスマートフォン「iPhone SE」の後継機種を発売し、巻き返しを狙う。かつて中国のスマホ市場でシェアトップを誇っていた同社だが、近年は中国勢の猛追に苦しんでいる。 特に、vivo(ビボ)や華為技術(ファーウェイ)は…
アップル、中国向けiPhoneにも生成AI「Apple Intelligence」 アリババや百度が協力 中国政府が問題視するコンテンツを検閲・フィルタリング
米アップルは年内にも、中国市場向けiPhoneに人工知能(AI)機能を提供する計画だ。米ブルームバーグ通信の報道で明らかになった。これを実現するため、現地企業との連携を強化し、政府の検閲要求に対応する。中国で販売不振が続く中、巻き返しを図…
アマゾン、中国のECに対抗し「超スロー便」と「超スピード便」を開始
アマゾンは2024年11月、米国のモバイルアプリとモバイルサイト内に価格が20ドル(約3000円)以下の商品に特化した、「アマゾン・ホール(Amazon Haul)」と呼ぶセクションを設けた。「Haul」は「大量購入、お買い得品」を指す言…
トランプ関税、貿易の抜け穴ふさぐ 中国系ECに打撃 米国市場で勢力強めるTemuやSHEIN標的
トランプ米大統領は先ごろ署名した、メキシコ、カナダ、中国からの輸入品に追加関税をかける大統領令に、小口輸入品も課税対象に含めると明記した。大統領令が履行されれば、これまで小口輸入への免税措置を利用して米国で事業を急拡大してきた中国系新興E…
ファーウェイ、中国スマホ市場で首位 米規制以降初 アップル苦戦、販売台数大幅減で首位陥落
香港の調査会社カウンターポイントリサーチがこのほど公表したリポートによると、中国のスマートフォン市場で華為技術(ファーウェイ)の四半期ベース販売台数が約4年ぶりに首位に浮上した。ファーウェイは2020年まで首位だったが、米政府の輸出規制の…
Apple、売上が過去最高もiPhone低迷 中国事業不振 一方、サービス事業好調で粗利益率は過去最高の46.9%
米アップルの2025会計年度第1四半期(24年10〜12月期)決算は、売上高が前年同期比4%増の1243億ドル(約19兆2300億円)と、四半期ベースで過去最高を更新した。3四半期連続の増収だった。ただ、スマートフォン「iPhone」の売…