昨年末からUltrabookへの期待が高まっていたが、2012年に入り専門メディアをはじめとする業界観測筋がこぞってこのUltrabookを取り上げるようになり、注目が集まっている。とりわけ今年は合計60種類ほどの機種が市場投入されると見…
世界最大手の苦悩とは?HPでまたしてもトップ交代、Nokiaはさらなるリストラへ
コンピュータの売上高で世界最大手の米Hewlett-Packard(HP)にまたしても不運が襲った——。2011年9月下旬、米欧の主要メディアは一斉にこうした論調でHPの新人事について報じた。米国時間9月22日、HPは就任から1年にも満た…
DellとHPの買収合戦が白熱,なぜ3PARが必要とされるのか?
米Dellと米Hewlett-Packard(HP)によるストレージベンダー米3PARの買収合戦は、双方が幾度となく買収金額を引き上げる形となり、激しさが増している。3PARについては、Dellが米国時間2010年8月16日、1株18ドル…
「スマートフォン」「タブレット」「電子書籍」「スマートブック」、CESの話題で分かる2010年の新潮流
毎年1月初旬に開催される家電の国際見本市「CES(Consumer Electronics Show)」。今年は7~10日に開催され、盛況に終わったようだ。例年このタイミングに合わせて各社が新製品のプロトタイプなどを一斉に披露するが、今年は米Googleが米国時間1月5日に米国で販売を開始したスマートフォン「Nexus One」の話題で持ちきりだった。
淘汰が進んだ2002年の米IT業界
今年の「US NEWSの裏を読む」はこれで最後の回となる。読者の皆様には1年間本コラムにお付き合いいただき,感謝の気持ちでいっぱいである。前回はそうした意味を込めて,人物に焦点を当てながら2002年のIT業界を振り返ってみた(「2002年米IT業界で笑った人,泣いた人」)。今回はその第2弾として,企業に目を向けてみる。今年1年間の,「US NEWS FLASH」や本コラムで取り上げた出来事,そして米メディアの報道などを拾って,2002年のIT業界を振り返ってみたい。
2002年米IT業界で笑った人,泣いた人
2002年も早いものですでに12月。その12月ももう後半である。この「US NEWSの裏を読む」は今年の1月に始まったので,まもなく,まる1年をむかえる。今週は「人物」にフォーカスをあてて,2002年を振り返る。スポットライトを当てるのは,し烈な多数派工作を繰り広げたHP-Compaqの買収劇,そして,史上最大の倒産劇となった米WorldComである。
「統一Linux」が目指すもの
ラスベガスで先週開催されたCOMDEX Fall 2002で,Linux業界にとって大きな発表があった。「UnitedLinux」の初版がついに完成したのだ。 UnitedLinuxとは,企業向けLinuxディストリ […]
マイクロソフトがサーバーとOfficeで打ってきた新手の意味
ここのところ米Microsoftのビジョン(新製品計画・新構想計画)の発表が相次いでいる。業務プロセスの統合を目指す新計画「Jupiter(ジュピター)」,Microsoft Office XPの次期版「Office […]
米マイクロソフトとオープン・ソース陣営の争い再燃
「米Microsoftとオープン・ソース陣営の間で争いが再び勃発した」というニュースが5月初旬に伝えられた。ことの発端は同社が公開した,ファイル共有プロトコル「CIFS(Common Internet File Sha […]
【HP-Compaq合併問題で株主投票】両社経営陣は“勝利宣言”,しかし賛否拮抗で行方は見えず
米Hewlett-Packard(HP)の臨時株主総会が米国時間3月19日に開かれた。この株主総会の議題は,すでに報道されているように米Compaq Computerとの合併の是非である。Compaq社も翌日の20日に臨時株主総会を開き同様の株主投票を行ったが,とりわけ,賛否をめぐって激しい戦いがあったHP社の投票結果が注目を集めている。