タブレット端末「iPad」の世界発売を目前にして、米Appleの発行済株式数に基づいた時価総額が米Microsoftを抜いたというニュースが世界中を駆け巡った。2010年5月26日のAppleの株価は終値ベースで前日比 […]
米で本格回復か!Amazon株空前の急騰,MSは「7」好調で年末商戦に期待
10月の中旬から下旬にかけて主要企業の業績報告が相次いだ。米Microsoft,米Intel,米Googleといった大手の2009年7~9月期決算が出そろった。なかでも驚きの好業績を報告したのは米Amazon.com。同社の売上高は前年同期比28%増の54億5000万ドルとアナリスト予想を約4億ドル上回った。最終利益は同68%増の1億9900万ドル。世界100カ国以上に向けて販売開始した電子書籍リーダー「Kindle」が好調で,今やAmazon.comの取扱商品の全カテゴリーで最も売れる商品になっている。
Sun,オープンソース界の雄「MySQL」の買収で何を狙う?
米国時間2008年1月16日,米Sun MicrosystemsはスウェーデンのMySQLを10億ドルで買収すると発表した。オープンソースの雄であるMySQLがSunというIT大手に買収されたことは,少なからず業界に衝撃を与えた。では,Sunの狙いはどこにあるのか,それを読み解いてみよう。
Vistaで家庭市場に切り込め!切り札は「Xbox」
今月15日,米Microsoftの会長Bill Gates氏と,米IntelのCEO Paul Otellini氏がThe Wall Street Journal(WSJ)紙に異例の共同寄稿をしたというニュースが報じられ,少しばかり話題になった。ことの発端はその数日前。同じくWSJ紙に掲載された記事である。コラムニストWalter S. Mossberg氏による「ポストPC時代,Appleのデバイス・モデルはPCの手法を打ち負かす」と題するコラム記事。
Macの筐体内に”Wintel”,驚き・悲しみ・喜びの「Boot Camp」
青天の霹靂—。 「Apple自ら」が正式にMacへのWindows導入を支援するというわけである。このことはすぐさま一般紙でも大きく報じられ,ユーザーの動揺や興奮が伝えられた。折しも,Macファン・サイト […]
MySQL vs Oracle,買収合戦の行方
ここのところオープンソース企業を巡る話題が絶えない。とりわけスウェーデンMySQL ABに関する話題が多い。同社は2月1日,同社100%出資の日本法人「MySQL株式会社」を設立したと正式発表(関連記事)。13日には, […]
AppleがIntel Macで跳ぶ「その先」とは?
米Apple Computerは1月10日,「MacWorld 2006」で同社初のIntelプロセサ搭載Macintoshを発表した。Appleが狙うものは何だろうか。それはその5日前,ホーム・ネットワークの技術基盤「Viiv」や新たなスローガン「Leap ahead(さあ,その先へ。)」を発表したIntelが目指すところとも重なって見える。
躍進するSkypeに立ちはだかる難題—既存事業者,ライバル,規制,そして買収
ルクセンブルクSkype Technologiesの躍進が続いている。この8月末に2周年を迎え,ソフトウエア「Skype」のダウンロード件数は1億5000万を突破した。9月1日にはドイツ第3位の携帯電話事業者E-Plu […]
米AMDがIntel訴訟で大規模なキャンペーンを展開,その意図はどこに?
米AMDが米国で米Intelを提訴した後,事態は世界に飛び火した。米国での提訴からわずか2日後,日本AMDが,Intel社の日本法人インテルによる違反行為で損害を受けたとして約60億円の賠償請求訴訟を起こした。AMD社は米国で同社の主張を訴える広告を大手新聞に掲載するなど,異例とも言える大規模なキャンペーンを展開している。今回は,AMD社の意図について,米メディアの報道を見ながら考えてたい。
Intelに乗り換えるApple,「開発者の不安」と「Jobs氏の自信」
米Apple Computerが米Intelのマイクロプロセサを採用するという発表を受け,米国のメディアや開発者ニュース・サイト,ブログなどが,さまざまな言葉で驚きを表現している。それもそのはず,これは一般のユーザーにとっては少し期待できる話,古くからのMacintoshファンにとっては大変哀しい話,開発者にとっては複雑な話である。そして当のApple社にとっては,もしもの場合に備えてきた作戦Bの遂行を意味する。