私ごとで恐縮だが,年明け早々にオークション・サイトで無線LANのアクセス・ポイントを購入した。製品は今週にも到着する予定である。私の事務所では1年前から無線LANを導入しており,私のノート・パソコンにも無線LANカードが装着してある。今度はこれを使って自宅でも「どこでもインターネット」の恩恵にあずかりたいと考えている。今回はこの無線LANの米国におけるこれまでの発達と,パソコン以外への拡大,IEEE802.11aや11gといった新技術の立ち上がりをUSニュースから見てみよう。
2002年のIT市場は緩やかに回復へ,中国のWTO加盟やセキュリティ製品/サービスがけん引
筆者は米国のニュースを毎朝ウォッチして,US NEWS FLASHを執筆している。その中で一つのニュースを見ているだけでは意味が分からないこともある。過去のニュースも含めて,複数のニュースを結びつけることによって,はじめて浮かび上がってくることがあるのだ。この新コーナー「US NEWSの裏を読む」では,複数の米国発ニュースから見えてくる事柄を毎週,記していく。第1回はまず2001年を振り返りつつ,2002年を展望してみよう。