2年後の7月をめどにMicrosoftの日常業務から退くと発表したWilliam H. Gates III(Bill Gates)氏。そのGates氏が今後専念するのが,同氏の慈善財団「Bill & Melinda Gates Foundation」である。Gates氏が50代前半という若さで現役を退き,第2の人生の活動拠点として力を注ぐその財団とは,いかなるものなのだろうか。
Vistaで家庭市場に切り込め!切り札は「Xbox」
今月15日,米Microsoftの会長Bill Gates氏と,米IntelのCEO Paul Otellini氏がThe Wall Street Journal(WSJ)紙に異例の共同寄稿をしたというニュースが報じられ,少しばかり話題になった。ことの発端はその数日前。同じくWSJ紙に掲載された記事である。コラムニストWalter S. Mossberg氏による「ポストPC時代,Appleのデバイス・モデルはPCの手法を打ち負かす」と題するコラム記事。
Macの筐体内に”Wintel”,驚き・悲しみ・喜びの「Boot Camp」
青天の霹靂—。 「Apple自ら」が正式にMacへのWindows導入を支援するというわけである。このことはすぐさま一般紙でも大きく報じられ,ユーザーの動揺や興奮が伝えられた。折しも,Macファン・サイト […]
広がるWeb 2.0の世界,使えるサービスはこんなにもある
Tim O’Reilly氏が論文「What Is Web 2.0」を発表したのは昨年の9月。あれからわずか3カ月だが,Web 2.0という言葉はすっかり定着した感がある。しかし一方でその実体がまだよく掴みづらい,というのが現状だ。そこで今回は少し具体例に目を向けながら考えてみたい。
検索に続くもう1つの「GYM戦争」,火花散るWebメール市場
米Google,米Yahoo!,米Microsoftが相次いでWebメール機能を大幅に強化した。3社は検索市場でも鎬を削るライバル関係。Google,Yahoo!,Microsoftの頭文字を並べて「GYM」とも呼ばれる。そのGYMが検索に続くもう1つの市場として,今,Webメールに注力している。
Microsoftのライブ・ソフトウエア戦略はWeb 2.0になれるか?
米Microsoftが新戦略を発表した。Webベースのサービス「Windows Live」と「Office Live」だ。Bill Gates氏はこの”ライブ・ソフトウエア戦略”を「革命」と称した。しかし冷ややかな論調も少なくない。同社やライバル企業がこれまで提供しているものを組み合わせたものに過ぎないというのだ。同社の新戦略について考えてみる。
これは使える! ITプロにうってつけの無料英語学習ツール
インターネットによって世界中のニュースがリアルタイムで読めるようになり,大いに喜んでいたのも束の間,今度はブログが登場し,世界中の人々の日々の文章がいとも簡単に読めるようになった。しかしネットの世界はさらに進化している […]
IEのブログに挙がった5つの不満,Microsoftはどう応える?
これまで「次期OSのLonghornまではIE(Internet Explorer)新版を提供する計画はない」としてきた米Microsoftが突如方針を変えた。2月15日,サンフランシスコで開催されたRSA Confe […]
2004年のIT業界を振り返る—PtoP,OSS,検索戦争,和解,買収そしてセキュリティ
米IBMのパソコン事業売却,米Microsoft/米Sun Microsystemsの電撃和解に象徴されるよう,既存の巨大勢力が姿を変える一方,米Googleなどの斬新なアイディア/技術を持った企業が大きく成長,またオープンソースへの支持もかつてないほど高まっており,流れは大きく変化している。今回はそんな2004年を振り返りつつ,最新情報も交えながらレポートする。
米Googleが米Microsoftに突きつけた挑戦状
米Googleが米国時間10月14日に提供開始した「Google Desktop Search(ベータ版)」が米メディアで話題になっている。同ソフトは,ユーザーのパソコン内にある電子メール,Webページ履歴,文書ファイル,インスタント・メッセージングの内容を対象に,一括検索できるというもの。何が便利なのだろうか,また,米メディアは同ソフトの何が危険だと指摘しているのだろうか。