筆者のところには毎日30通ほどのスパム・メールが来る。内容は,「大儲けできる」「借金を減らせる」といったうたい文句の金融商品,就職/転職に関するものや,性や肥満の悩みを解決する薬・・・など。しかし,1日30通程度だし,個人のアドレスにしか来ないので,仕事に支障を来すということはない。ところが,今,米国では結構大変なことになっているようだ。
Google対抗策を打ち出した,検索結果のオークション会社
昨年の8月,本コラムでは「検索エンジンを使った広告手法」についてレポートした。その概要は,「検索エンジンがデータ収集する“クセ”を研究し,それによって得た知識やテクニックを使って,企業などが自社サイトを検索結果画面の上位に表示させるべくWebページを作成している」というものだった。こうした“自社サイトの上位表示”をテクニックを駆使して行うのではなく,お金で買ってしまうという方法もある。
銀盤上のドラマを裏で支えるソルトレーク冬季五輪のIT企業
ソルトレークシティー冬季五輪が始まり,連日選手の活躍ぶりをみるのが楽しみだ。ところが日本とソルトレークシティーとの時差は16時間。リアルタイムでテレビ観戦というわけにはなかなかいかない。例えば男子スケート500メートル […]