そして,この2つに共通しているのがRSSを使っていること(関連記事「キーワード3分間講座 RSS」)。RSSで配信されるコンテンツはリーダー・ソフトや対応ブラウザを使って閲覧するのが一般的(関連記事)。ところがYaho […]
「米人気サイトでアクセス障害」,その真相は?
米国時間6月15日,Google.com,Yahoo.com,Microsoft.comといった米国の人気サイトがアクセス不能になったと報じられた。原因は,米Akamai TechnologiesのDNSサーバー。当初Akamai社は同社の顧客サイトにサービス拒否(DoS)攻撃があって,その結果,DNSサーバーに障害が起きたと説明していた。ところが翌日になって正式声明を出し,攻撃は同社に向けられたものだと発表した。しかしこの説明を懐疑的に見る業界関係者は多い。今回は各種報道や企業の発表資料を基に,この事件について検証してみる。
米国で本格的に始まるスパム対策,しかし大手3社の足並みそろわず
米国でようやく,その実効性が期待されるスパム・メール対策が始まる。米Microsoftが2月24日に発表した「Caller ID for E-Mail」がその1つだ。Caller IDサービスとは電話の発信者番号通知サービスのこと。電子メールでもこれと似た仕組みを作って,スプーフィングと呼ばれる“なりすまし”メールを減らそうという狙いである。
米Yahoo!の米Overture買収で得するのは米Google?
米国時間の7月14日,米Yahoo!による米Overture Servicesの買収が決まった。しかし,この買収,単にYahoo!社とOverture社が1つになってGoogle社に挑むというだけには留まらない話でもある。ここには,インターネット検索の技術/サービス/広告分野で圧倒的なシェアを持つGoogle社,それに対抗できうる力をつけはじめたYahoo!社,そうした2強体制を放置しておくはずがないMicrosoft社という構図が見える。
イタチごっこ続く米国のスパム対策
筆者のところには毎日30通ほどのスパム・メールが来る。内容は,「大儲けできる」「借金を減らせる」といったうたい文句の金融商品,就職/転職に関するものや,性や肥満の悩みを解決する薬・・・など。しかし,1日30通程度だし,個人のアドレスにしか来ないので,仕事に支障を来すということはない。ところが,今,米国では結構大変なことになっているようだ。
Google対抗策を打ち出した,検索結果のオークション会社
昨年の8月,本コラムでは「検索エンジンを使った広告手法」についてレポートした。その概要は,「検索エンジンがデータ収集する“クセ”を研究し,それによって得た知識やテクニックを使って,企業などが自社サイトを検索結果画面の上位に表示させるべくWebページを作成している」というものだった。こうした“自社サイトの上位表示”をテクニックを駆使して行うのではなく,お金で買ってしまうという方法もある。
誰のための標準化? 本当に「ユーザーのため」なのか
「米AOLがIMソフトの簡易版『ICQ Lite』をリリースした」「米Microsoftは『MSN Messenger』の一部機能を有料会員だけに提供する予定」「『Yahoo! Messenger』では最大20フレーム […]
サイバー・テロのウソとホントを見極めろ!
米国同時多発テロの発生から1年が経つ。この間,新たなテロに関するさまざまな憶測が流れ,人々はそのつど恐怖に襲われてきた。米国では,事件後直ちに通信傍受権などを盛り込んだ対テロ法案が成立し,その後のブッシュ大統領の対テロ政策もますます強化されているが,テロに対する不安はそう簡単にはぬぐいきれるものではない。とりわけ,「サイバー・テロ」はその実体がつかみにくく,人々にとって大きな脅威となっている。
企業の広告戦略は検索サイトで? 気になる“検索エンジン・マーケティング”
検索サイトで,例えば「ニュース翻訳」と入力しても筆者の会社のサイトはなかなか出てこない。ところが,ある処理を施すと検索結果ページの1ページ目に出てくる!)!)そんな技術を米国では「Search Engine Optimization」,略して「SEO」と呼んでいる。日本語に直訳すると「検索エンジン最適化」あるいは「サーチ・エンジン最適化」になる。
ついにアップルも! 避けられないネット・サービスの有料化
これまで無料で提供してきたネット・サービスを今秋からブランド名を変えて,有料にする――先週ニューヨークで開催された「Macworld New York 2002」で米Apple ComputerのSteve Jobs氏 […]