今,米Microsoftが「Live」と名の付くサービスの拡充を急ピッチで進めている。最近発表されたものだけを見ても,ブログ・サービスの「Windows Live Spaces」,その編集ツール「Windows Live Writer」,IE用の検索ツールバー「Windows Live Toolbar」,メンバー同士のQ&Aサービス「Windows Live QnA」(関連記事)—などと目白押しである。8月中旬には,世界42カ国でセキュリティ・サービス「Windows Live OneCare Safety Scanner」の提供を大々的に始めている。
こうした「Live」サービスは,ベータ版も含めれば20種ほどある。Microsoft Watchの記者であるMary Jo Foley氏が入手した情報によれば,近い将来,40種類まで増えるという(掲載記事)。
矢継ぎ早にリリースされるMicrosoftの新サービス。すべてが「Live」の名を冠していることもあり,筆者は少々混乱している。6月にボストンで開催された開発者会議でも,参加者はこの「Live」が何を意味するのかさっぱり理解できないでいたという指摘がある(掲載記事)。いったいどれがWebブラウザ経由で提供されるサービスで,どれがダウンロードして使うアプリケーションなのかといったことも分かりづらい。混乱しているのは筆者だけではないだろう。そこで今回は,Microsoftの「Live戦略」について整理してみたい。
本記事は、日経BP社の技術とビジネス変革の最前線を伝えるサイト「xTECH」向けに弊社が執筆した記事「Microsoftが進める「Live戦略」,狙いはWindowsやOfficeとネットの融合か」の一部です。全文は、xTECHのサイトにてお読みください。