米Amazon.comが食料品/日用雑貨の販売を始めたことが今,ちょっとした話題になっている。同社は5月25日,正式発表することなく米国サイト内に「Grocery」(グロサリー)部門を新設(写真1)。これといった宣伝がなかったためか,当初あまり目立たなかったが,6月半ばに英Reutersなどが報じたことで一気に知られることになった。
同社は,Webのテクノロジー開発に力を注ぎ,それを基盤とした書籍/CD販売で成功を収めた。ここ最近はアパレル,健康/美容関連商品の分野にも進出。現在の商品カテゴリ数は30種を超えている(写真2)。そんな同社が,果たして食料品でも成功できるのか? そこには大きなリスクが潜んでいないのか? そんなふうに危惧する声が多く聞かれる。
今回は,欧米メディアの報道なども見ながら同社のこの新展開について考えてみたい。
本記事は、日経BP社の技術とビジネス変革の最前線を伝えるサイト「xTECH」向けに弊社が執筆した記事「米Amazon.comが食料品販売に進出,その狙いとは?」の一部です。全文は、xTECHのサイトにてお読みください。