前回の本コラムでは,今米国で社会現象にまでなっているSNS「MySpace.com」についてレポートした(記事)。今回は同じように今,米国などで大変盛り上がっている「YouTube」について考えてみたい。
YouTubeはWeb上で提供される,ビデオ(映像)の投稿/共有サービス(写真1~4)。誰でも自由に参加でき,利用料はかからない。若者を中心に人気が高まっており,同サイトの1日当たり訪問者数は1000万人超。1日当たりのページビューは約1億PV。MySpace.comの240億PVという驚異的な数字には及ばないものの,YouTubeが正式サービスを開始したのはほんの半年前。そのわずかな期間で利用者は爆発的に増えた。
すでにGoogleやYahoo!を追い抜く
YouTubeには現在,1日に3万5000本のビデオがアップロードされ,1日当たりの再生回数は4000万回以上という。ビデオ・サイトにおける訪問者数のランキングでは,MSNに次いで第2位。すでにGoogleやYahoo!のビデオ・サイトのそれを上回っているという大変な人気ぶりである(米Nielsen//NetRatingsの調査資料=PDFファイル)。
本記事は、日経BP社の技術とビジネス変革の最前線を伝えるサイト「xTECH」向けに弊社が執筆した記事「新たな巨大テレビ局?それとも無法地帯?—大ブレイクしたビデオ共有サイト「YouTube」成功の理由と課題」の一部です。全文は、xTECHのサイトにてお読みください。